アイドルは太陽だな。と、私は昔から思っていました。


見ていると心があたたかくなって、元気をもらえて。

CDやモニタの外からさらにライヴへ踏み込むと熱くて、最高に気持ちがよくて。

けれど、守られた一定の距離を越えてしまうとヤケドをしてしまう、

そんな存在というものが、私にとっての昔からの"アイドル"でした。



アイドル、アイドル、嗚呼アイドル。
人生の一瞬の咲き誇りし華の時に、
何が君をアイドルへと駆り立てるのか。



右にも左にもアイドルの女の子の溢れた今の世の中で、キラキラ輝く可愛いひとりひとりへそんな想いを馳せると、もう、なんだかとっても遠い気持ちになります。
けれど、一生懸命に笑顔でステージでライトを浴びて夢中で頑張っている姿を目の前にすると、やっぱり、アイドルからは元気がもらえてしまうんです。

今日はそんな場所へ行って来ました!

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初めてアキバのストリートライヴに立ったあの頃(探したらまだちゃんと記事が残ってて有り難い)から考えると、楽しい思い出も悲しい思い出もその地の奥底にしまったかのようにきれいになったここら辺り。

そんな場所にそびえるベルばらこと、ベルサール秋葉原のB1で行われた『第5回 萌えクイーンコンテスト』へ客席から参加して来ました。色々と助けて下さった皆様、ありがとうございました!

縁があって楽曲提供をさせてもらいました、小悪魔居酒屋Little BSDでウェイトレスの小悪魔をしている
黒瀬ゆまちゃんがこの大会に参加するときいて、今年の1月22日から今日の日までの約3ヶ月強の間、萌えクイーンコンテストのグランプリを目指して頑張るゆまちゃんをひっそりと、それでいて熱く応援していました。

はじめのうちは、楽曲を制作する側の私&それを歌ってくれるゆまちゃん。といっただけの2人でしたが、作詞をするってなったらアナタ!ちょっとググっただけで本人を知った気にはなりたくないってものです!

そんなこんなで、気がつけば私もゆまちゃんが好きで、ゆまちゃんを応援する"ゆま推し"さんの1人となったのでした(この展開の早さ)

萌えクイーンコンテストというものは、秋葉原界隈の協賛店舗への投票や決勝大会当日での投票などのポイント数を有志の女の子同士で競うものなのですが、その中でもスマホのアプリケーションのひとつであるSHOWROOMでの動画の生配信は、1票のポイントはコンテストには大きくは反映されないもの、その女の子の人となりを知る上ではとても大きな役割を担っているものでした。

得票期間中は、ゆまちゃんはお店のお仕事のあった日には急いで帰って準備をし、そしてお休みの日にもモニタ越しにいつも癒しの時間をくれていたのでした。
得票期間中以外の時には、どうしたら効率よくポイントを集められるか?と、みんなで作戦会議を繰り広げたり。それも、今回の「1日1回1時間」のルールをきちんと守ってね。

私はこういう、女の子の中から女の子を選出して順位をつけるようなものに自分が出ると考えただけでも、自分のナニカの限度を超えて暴れだしそうになってしまうので、毎日のように萌えクイーンコンテストで1位を目指して誠心誠意向き合うゆまちゃんは凄いなと思いました。心から。

3回期にわかれているうちの第一次予選を見事1位で勝ち抜いて決勝大会への切符を確実に手にしてからも、それでも毎日の生配信を続けるゆまちゃん。

そんな配信を見ているうちに、心のどこかで、ゆまちゃんはグランプリをとらなくてもいいのにな。なんて、自分自身もめちゃくちゃ熱くなっておきながらもそんな事を思ってしまうくらいに、ゆまちゃんの真っすぐで優しく、応援してくれる人と働いているLittle BSDが大好きという様子の伝わる、ゆまちゃんの毎日の配信でした。


そしてドキドキしながら迎えた今日。決勝大会!

入場しようと開場近くをうろうろしていると、今はメイリッシュにうつったタガワさんと出くわしました。秋葉原をうろうろすると、同じく長い歴史を重ねて来たあの時の仲間達によくよく遭遇します。
にこやかに会話をするも、今日はお互いライバル同士だな!と、今日しかない決勝大会という祭りを楽しみましょうね。なんて会話をしたり(その後何度も出くわすw)。

そうなんです。ゆまちゃんが必死でアピールをしてきたように、私がゆまちゃんを見て応援してきたように、どのお店の女の子も、応援するお客さんも、みんなみんな、一生懸命だった今日でした。

正直、今日の決勝大会はトータルで4時間ほどの長さがあり、これは一体どうなることやら…と多少の覚悟を持って客席で参加していましたが、ステージを見ていてもどのお店の女の子も一生懸命で、あっという間に時が過ぎてしまいました。

秋葉原のメイドさん達の、良い意味で型にはまっておらず抑圧を感じさせないフリーダムなステージはとても面白く、それぞれのお店や女の子の思うままに、皆「どうしたら自分を好きになってもらえるか?」を必死に考えた作り上げていたアピールタイムはとても刺激的なものでした。

そんな中でも黒瀬ゆまちゃんのステージはとても良かった。もうこれは私目線のめちゃくちゃ贔屓目があってかもしれませんが、一緒に行ったお友達も、大人の目線からもとてもほめていましたよ。

丁寧な自己紹介に、生歌でLittle BSDのオリジナルソングを軽やかに歌い踊るゆまちゃん。
持ち時間をきちんと守っていたし、ステージ上でのアピールという事からは安全に、はみ出さず、そして妖しく光っていたあの不思議なドリンクを飲んでみたくなる、お店に行ってみたくなるような、そんな楽しいステージでした。

いつか、ゆまちゃんがBlogで話していた、自分がどうして萌えクイーンを目指すのか。ということ。
それは、愛するお店をもっと盛り上げたいという気持ちが1番でした。
まさに、そんな"お店愛"のとことん伝わる、素敵なアピールタイムをとても立派にやってのけていましたよ。

あと私が素敵だなと思ったのは、やっぱり、ゆまちゃんがステージ上でも、そうでは無い所でも、ちゃんとしていたところです。根が本当に真面目で、人おもいなんだなぁ。それがファンの方にも伝わるんだろうな。

よく、精神は身なりにあらわれる、なんて言うけれど、身なりが人の心を引っ張る事もあると思うんです。だから私も、人の前に出るときには出来る限りとても気を遣うし、あにすたでは他の女の子のリボンの具合や服のほつれなんかを目ざとく直してしまったりするんです(ちょっとキモい域ではないか心配>あにすた)。
ちなみに、ゆまちゃん応援チームはみんなゆまちゃんの好きなきれいな緑色に染まっていました(*^^*)


話を戻して。そういう点でも、ゆまちゃんはの身なりはまさに一糸の乱れもなく、髪の先や脚の先まで、持ち主に大事にされているお人形さんのように、その姿が美しかった。
「小悪魔」としての制服を着ていたので、そのディテールを見ると、花のポイントのある黒い網タイツにハイヒール、前の開いた赤いビスチェを纏っているように見える可愛いワンピースは、実はちょっとエロティックなデザインだったのですが、ゆまちゃんの品のある立ち姿とそれが科学融合して、もはや「萌え」を通り越した、なにかもっと凄い存在を見ているような気分にさえさせられました。

だからね、ゆまちゃんが今日、萌えクイーンのグランプリをとれなかった事は、ゆまちゃんがそれを目指していたから、それだから私もとっても悔しかったけれど、私は誰よりも輝いた素敵な姿であそこに存在していたゆまちゃんを見る事ができたから、この萌えクイーン大会を通して黒瀬ゆまちゃんという人間を大好きになれたから、結果的にはとても良かったんだと私は思っています。

こういう時ね、普通だったら「次はグランプリを目指そうね!」って言うものなのかもしれないけれど、私にとってゆまちゃんは、もはやその冠がなくても、じゅうぶんすてきなおんなのこになってしまったのだ…。
…美人だしスタイル抜群だし、モデルとかそっちの世界でもマジで輝くんじゃかなろうか…(止まらない妄想)


ゆまちゃんは今日、「SHOWROOM特別賞」をもらっていました。当初のほしかったものとは違うかもしれないけれど、きっとこの期間に誰よりも配信を頑張っていたゆまちゃんの納得の名誉ある賞だと思います。いつも、素敵な時間をありがとう。
それは、ゆまちゃん本人がとっても頑張って配信をして、そしてそれを見ていた人の応援の気持ちが、何かひとつの目に見えた形になったようにも思えました。
だから、配信を見ていた私にとっては、ゆまちゃんは1位だ!(※大声)


大会が終わった後、駆けつけた時に大粒の涙を流していたゆまちゃん。悔しさよりも、ありがとうの気持ちの涙だという気持ちを知って、なんだか、早くまたゆまちゃんが歌ってる姿を見たくなってしまいました(私も泣きながら;^^)。


今日で「萌えクイーンを目指すゆまちゃん」は一旦お休みになって、「Little BSDのゆまちゃん」に戻るのでしょう。

でも、今日の日が終わって、きっとまた莫大な経験値をゲットできたゆまちゃんは、また私達を照らして暖かく熱い気持ちにさせてくれるのだと思います。太陽のように。

今後の「黒瀬ゆま」がとっても楽しみになった今日でした。
またLittle BSDにも遊びに行きたいと思います。私もサインを描かせてもらったよ!


黒瀬ゆまはいいぞ〜!(*^^*)

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永野希 -NAGANO NOZOΛΛI-