【文藝春秋 ９月特別号】『５０年後のずばり東京 秋葉原 変容し続ける街』内にて、恐縮してしまうような方々の中でに混ざって、私も秋葉原のお話をさせて頂きました。
『文藝春秋』ぜひ本屋さんでチェックしてみて下さいね。
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆
最初の出会いはまだ音量合戦になる前の秋葉原の日曜日の路上ライヴ。『月詠 -MOON PHASE-』の影響を多分に受けたネコミミ・メイド服・黒髪ロングという盛り盛りの出で立ちで歌っていた私、Little Nonメンバー、その場にいたファンの方のお話を、同じ秋葉原好きの目線で偏見ないインタビューをして頂いたことがありました。
（取材の時に見せて頂いた『ASAHIパソコン(2005年５月15日発売号より)』）
現在はとらのあな秋葉原店Bになっている、TAITOととらのあなの間にある白いビルが写っていますね！この時はまだ、いつもシャッターが閉まっている空きビルだったんです。そのスペースをお借りして、三社祭の時期に巫女さんのコスプレでライヴをして、フライヤーを１０００枚配る！なんて密かな事をやったり…そんな思い出の詰まったビルなんです。
あの頃はストリートライヴに熱中していたものの、その根底にはお客さんに安心して歌や演奏を聴いてもらえるライヴハウスに来てもらいたい思いと、地道ながらもたくさんの人にアピールできるような場所を常に探していた私達はいつもそんな場所を探していました。アニメソングでデビューをさせて頂いてからも、当時まだ修理中だったドン・キホーテの立体駐車場の出入り口のスペースを仲間内で借りたり、ドンキの６階にまだ占い屋があった頃にスペースを借りて、小さな無料ライヴをしていました。そこで、ほぼ毎週末のようなペースで行っていた秋葉原CLUB GOOD MANや、もう無くなってしまった秋葉原dress TOKYOでのライヴのチケットを必死になって売っていました。
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*
話を冒頭に戻しまして。それからなんと１２年の時を経て、秋葉原のとある私のお気に入りの場所がまた繋いでくれたご縁があって、今回の取材をして頂いたのでした。
『５０年後』『秋葉原』というキーワードにわくわくしてしまって
「５０年後の秋葉原にはイベントホールとライヴハウスの集まったビルが出来ていて、たくさんの人造メイドさんの中にもやっぱり生身の女の子がメイドさんをしていたり、街全体に屋根がついていてインドアを極められるとか、でも屋上ではスポーツができるとか、秋葉原が都市型巨大施設秋葉原のようなことになっても、そこから外れたところにこそ真の秋葉原がある！なんてやっぱり言われたり…」
とか！もうすっかりそんな妄想で頭を満たしてのぞんだ取材は、今この時からちょっと先のことを考えながら、過去と今の秋葉原をとても大切にされたものでした。
スポットの当たる秋葉原像のすぐとなりの、普通にしていたら触れられないような部分に光りを当ててもらえて、そこに私のお話も入れてもらえた事がとても嬉しかったです。
戦友のように駆け抜けたバンド仲間、歌手やダンサーやアイドルの女の子、たくさんのメイドさん、今はもう更新のされていない秋葉原系ブログのブロガーさん、カメコさん、自身の主張を一生懸命説いていた人、名前は分からないけれど顔はわかるコスプレイヤー。私の事を応援してくれていたたくさんの方たち。
秋葉原で出会ったたくさんのひとや今はなくなってしまった思い出の場所ひとつひとつを光を通して心の中で上映するように、私がリアルな肌身で感じて、この目で見て来た秋葉原のお話を
この先の秋葉原の良い未来に繋げられるようにとの思いを込めてさせて頂きました。
もっともっと語り倒したい気持ちですが、せっかく取材をしていただいたのにここに書いてしまっては野暮ですね！『文藝春秋』ぜひお手に取って下さいね。
余談ですが、『中央通りから１本、２本入った通り』 に、ジャンク街やパーツ街、裏道、ジャンクストリート以外の名前が付いていて興奮しました…！
みんなも行こう！秋葉原の「タニマ」！
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*
"永野希"になって２回目の取材で（最初の取材は田中圭一先生の『ペンと箸』でした）ちょっと喜び過ぎですかね…（;´∀｀)
軽度のフォントフェティシストとしても、美しさの中にやわらかな優しさを帯びた高級チョコレートのような書体にもわくわくしました。「そ」「は」「ほ」が特にいいぞ…。
学生時代は図書館に住みたいような人間だったのですが、最近はめっきりRGBのテキストに触れてばかりでした。うーん、やっぱり紙に印刷された活字って良いですね…！
ちなみに、いつぞやラジオでお話した「取材前にガチャ詰まらせ大事件」は、この取材の前の出来事だったのでした((;^^))
永野希
おしらせ
そのほかの最新情報はTwitterをご覧ください。
※近日中にすてきなお知らせアリ！？
『文藝春秋』ぜひ本屋さんでチェックしてみて下さいね。
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最初の出会いはまだ音量合戦になる前の秋葉原の日曜日の路上ライヴ。『月詠 -MOON PHASE-』の影響を多分に受けたネコミミ・メイド服・黒髪ロングという盛り盛りの出で立ちで歌っていた私、Little Nonメンバー、その場にいたファンの方のお話を、同じ秋葉原好きの目線で偏見ないインタビューをして頂いたことがありました。
（取材の時に見せて頂いた『ASAHIパソコン(2005年５月15日発売号より)』）
現在はとらのあな秋葉原店Bになっている、TAITOととらのあなの間にある白いビルが写っていますね！この時はまだ、いつもシャッターが閉まっている空きビルだったんです。そのスペースをお借りして、三社祭の時期に巫女さんのコスプレでライヴをして、フライヤーを１０００枚配る！なんて密かな事をやったり…そんな思い出の詰まったビルなんです。
あの頃はストリートライヴに熱中していたものの、その根底にはお客さんに安心して歌や演奏を聴いてもらえるライヴハウスに来てもらいたい思いと、地道ながらもたくさんの人にアピールできるような場所を常に探していた私達はいつもそんな場所を探していました。アニメソングでデビューをさせて頂いてからも、当時まだ修理中だったドン・キホーテの立体駐車場の出入り口のスペースを仲間内で借りたり、ドンキの６階にまだ占い屋があった頃にスペースを借りて、小さな無料ライヴをしていました。そこで、ほぼ毎週末のようなペースで行っていた秋葉原CLUB GOOD MANや、もう無くなってしまった秋葉原dress TOKYOでのライヴのチケットを必死になって売っていました。
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*
話を冒頭に戻しまして。それからなんと１２年の時を経て、秋葉原のとある私のお気に入りの場所がまた繋いでくれたご縁があって、今回の取材をして頂いたのでした。
『５０年後』『秋葉原』というキーワードにわくわくしてしまって
「５０年後の秋葉原にはイベントホールとライヴハウスの集まったビルが出来ていて、たくさんの人造メイドさんの中にもやっぱり生身の女の子がメイドさんをしていたり、街全体に屋根がついていてインドアを極められるとか、でも屋上ではスポーツができるとか、秋葉原が都市型巨大施設秋葉原のようなことになっても、そこから外れたところにこそ真の秋葉原がある！なんてやっぱり言われたり…」
とか！もうすっかりそんな妄想で頭を満たしてのぞんだ取材は、今この時からちょっと先のことを考えながら、過去と今の秋葉原をとても大切にされたものでした。
スポットの当たる秋葉原像のすぐとなりの、普通にしていたら触れられないような部分に光りを当ててもらえて、そこに私のお話も入れてもらえた事がとても嬉しかったです。
戦友のように駆け抜けたバンド仲間、歌手やダンサーやアイドルの女の子、たくさんのメイドさん、今はもう更新のされていない秋葉原系ブログのブロガーさん、カメコさん、自身の主張を一生懸命説いていた人、名前は分からないけれど顔はわかるコスプレイヤー。私の事を応援してくれていたたくさんの方たち。
秋葉原で出会ったたくさんのひとや今はなくなってしまった思い出の場所ひとつひとつを光を通して心の中で上映するように、私がリアルな肌身で感じて、この目で見て来た秋葉原のお話を
この先の秋葉原の良い未来に繋げられるようにとの思いを込めてさせて頂きました。
もっともっと語り倒したい気持ちですが、せっかく取材をしていただいたのにここに書いてしまっては野暮ですね！『文藝春秋』ぜひお手に取って下さいね。
余談ですが、『中央通りから１本、２本入った通り』 に、ジャンク街やパーツ街、裏道、ジャンクストリート以外の名前が付いていて興奮しました…！
みんなも行こう！秋葉原の「タニマ」！
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*
"永野希"になって２回目の取材で（最初の取材は田中圭一先生の『ペンと箸』でした）ちょっと喜び過ぎですかね…（;´∀｀)
軽度のフォントフェティシストとしても、美しさの中にやわらかな優しさを帯びた高級チョコレートのような書体にもわくわくしました。「そ」「は」「ほ」が特にいいぞ…。
学生時代は図書館に住みたいような人間だったのですが、最近はめっきりRGBのテキストに触れてばかりでした。うーん、やっぱり紙に印刷された活字って良いですね…！
ちなみに、いつぞやラジオでお話した「取材前にガチャ詰まらせ大事件」は、この取材の前の出来事だったのでした((;^^))
永野希
おしらせそのほかの最新情報はTwitterをご覧ください。
※近日中にすてきなお知らせアリ！？
アニソンバーあにすた！
文藝春秋拝読しました。私には遠い街だった秋葉原、そして今ではノゾミストとなったおかげで足しげく通う街に。
神田氏は文中で「しかしそのあとの永野さんの話に、私は自分の捉え方が間違っていたと考えるようになった。」とあります。インタビュアーにそんなコトを言わすなんて凄い。
そしてこの神田氏の視点がこの記事のまとめ的位置へとつながるので、そういう意味でも記事中での希さんの発言は大きなポイントになってます。勿論、神田氏の取材をまとめる構成力があってこそなのではあるが。
バージョンアップされる街、秋葉原。先の※で何故私が感慨深いものを感じたのかというと、思い起こされるのが「ノン本１」よりアキバイオロジーと題されたエッセイ。ココで希さんは秋葉原との思い出を綴りながら最後に「わたしは、きっと「アキバ」に対して、まだきちんと整理がついていないのかもしれません。」と語っておられます。今回の文藝春秋さんのインタビュー記事を通して希さん自身も成長…もとい、バージョンアップされたんだなぁ〜としみじみ感じたのでした。
最後にノゾミストのみんな〜、文藝春秋９月号買い逃したわ〜という人は図書館を利用してみよう。あと、秋葉原へ立ち寄った際にはタニマへ行こう（笑）それと今回の記事、「桃井はるこさん、秋葉原を語る」で検索するとでてくる記事も併せて読むのをオススメだじょ。ではでは。